◇酵素が活きている和洋菓子の開発
-化粧糠糀の開発と食品素材としての利用-
米糠を糀化することで、糀の発酵成分や糠由来の含有成分を含む多様な機能性食品素材しての付加価値を発見した。食品素材としての米糠糀は、山形大学(木島研究室),群馬産業技術センター,㈱ 明友の共同開発による成果であり、世界初。本事業(開発研究)は、経済産業省東北経済産業局より、地域産業資源活用事業計画認定をうけており、今回はその成果の第1弾として3種の和洋菓子(ヌカリン、ヌカポン、ヌカチョ)を ㈱ 明友から販売開始したもの(2019年1月31日)。
<メディア報道>
2020年5月5日 河北新報 「希少こうじ和洋菓子に」
2020年4月11日 朝日新聞 「 酒造りの白糠、発酵させてラスクやかりんとうに 」
https://www.asahi.com/articles/ASN4B6VPVN30UZHB001.html
2019年10月1日 「読売新聞」「河北新報」「米沢新聞」に「山形大学工学部 共同研究成果発表(新製法で酵素の活性を残す)」の記事が掲載。
◇高純度バイオディーゼル燃料製造装置の開発
高純度で無色透明なバイオディーゼル燃料(BDF)を製造できる蒸留式BDF生成装置を㈱エムエスデーと共同開発することに成功し、販売。業界で最初(唯一)に品確法(揮発油等の品質の確保等に関する法律)をクリアした燃料を製造できる装置で、洞爺湖サミット(2008年7月)におけるNHK放送車のオフィシャル燃料として採用されました。
<メディア報道>
2008年2月7日 山形新聞 「BDF高純度で安定生成」
2008年2月13日 日刊工業新聞 「洗浄水ゼロでバイオ燃料」